海外生活も長くなると、日常がすっかり現地モードになりますが、本帰国が近づくと「日本の受験」という現実に直面することに。そんな我が家でも、ついに長女が「塾デビュー」を果たしました。とはいえ、海外ならではのハードルがいろいろとありまして…。
オンライン塾メリットv.s.デメリット
オンライン塾って、一見便利そうだけど、実際どうなんだろう?特に、海外に住んでいると選択肢が限られるし、通学する時間もないからオンラインに頼らざるを得ないんです。我が家の小学4年生の長女も、帰国子女受験に向けてオンライン塾に通うことにしたけれど、実際に始めてみて感じたメリットとデメリットが意外に多かったんです。
メリットとデメリットを比べた結果、正直なところ保護者のサポートがどれだけ必要か不安になりましたが、長女にとってプラスになりそうなら試してみようかなという軽い気持ちでスタートしました。
①帰国子女枠受験対策塾
友達が受講するから
長女が突然「友達が塾に行くから、私も!」と言い出したのは、日本にいる友達が通っているから自分も行きたくなったからです。普段ならそんな理由で簡単にOKすることはないのですが、しっかり自分の意志が芽生えてきた小4の長女には、なかなか親の思う通りに家庭勉強が進んでいません。もし本帰国後に受験をするかもしれないなら、今のうちから塾を探してもいいかなと思い、急遽オンライン塾を探すことに。なぜオンラインかというと、現在の駐在国では自宅周辺に日本の受験に対応した塾がないからです。さらに、長女は帰国子女枠での受験を希望しているため、普通の受験では理科や社会で苦戦することが予想され、帰国子女向けのオンライン塾を狙いに決定しました。
調査の結果、「帰国子女アカデミー」に決定しました!帰国子女に特化している点と、駐在仲間からの評判が良く、何より長女の友達も通っているという「友達パワー」で、長女も即決でした。
- 帰国生受験のエキスパート
- 日本の受験制度に特化したカリキュラムを提供
- 特に帰国子女枠での受験に対応したコースがあり、専門的な指導が受けられる
- 授業は対面/オンラインで提供され、海外に住んでいる間も日本の学習に取り組むことが可能
お月謝問題…
月謝は39,270円とちょっとお高め。でも、海外受講生は税抜価格が適用されるので、ほんの少しだけお得感?他に選択肢もないので、とりあえず1年間やってみることに。ママはそのためにリモートワークを増やして、資金調達に奔走中です…。
塾の効果は…?
3月から始まったオンライン塾生活。しかし、夏休み前のアセスメントテストの結果は「中の中」。海外育ちの英語パワーで勝負できると思ってたのに、日本で育った子たちに負けてるじゃん!と少々ショックを受けました。
どうやら、受験で通用する英語力を身につけるのは、思ったよりも難しいことが判明。でも、長女にはめげずに頑張って力をつけてもらいたいものです。
②現地語レッスン
長女と次女は、現地の言葉もマスターしようとオンラインレッスンに挑戦していました。非英語圏の駐在国に住んでいるため、少しでも現地語を理解するのが必要だったんです。しかし、初めは子どもたちも楽しんでレッスンを受けていましたが、長女は英語塾との両立があまりにハードすぎたようで、途中で音を上げてしまいました…。そりゃそうだな、大人でも2言語を同時に習得するのは難しいだろうと思ったので、長女は英語塾に集中してもらうことに決定しました。一方次女は楽しんで続けているので、隔週でレッスンを続行中です。
こちらのレッスンは下記のCafetalkというオンラインサービスで講師を探して利用しています。講師によってレッスン代は変わってきますが娘たちの先生は25分レッスン1700円です。
- 多彩なレッスン: 語学、音楽、趣味、ビジネススキルなど、様々な分野のレッスンを提供。
- 講師の選択: 世界中の講師から、自分に合った先生を選ぶことができる。
- 柔軟なスケジュール: 自分の都合に合わせて受講可能。
- 豊富なプラン: 1回のレッスンから定期的なプランまで、ニーズに応じた選択肢がある。
- 一対一の指導: 個別対応のレッスンが多く、パーソナライズされた学習が可能。
まとめ: オンライン学習の挑戦は続く
海外で帰国子女枠の受験対策をするにはオンライン塾は必須ですが、正直なところ、継続とモチベーション維持の難しさに四苦八苦しています。オンラインでの現地語レッスンも「気軽に受けられる」という利点を実感していますが、実際にはかなりの試練も伴います。オンライン塾や現地語レッスンの両立は、親にとってはまるで修行のようですが、これも子どもたちが楽しく学ぶための過程だと自分に言い聞かせています。本帰国までに少しでも効果があると良いなと思いながら親としてサポートしていくつもりです!
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